2019年4月22日 一般社団法人/星空宇宙天文検定協会が開催している星空宇宙天文検定の5級、4級に合格しました!(^^)!
ガイドとしての知識やサービスの幅を広げるためには、なかなか有効な検定だったように思います。
「屋久島ガイド島あそび」ツアーでは、黒味岳一泊星空観察ツアーや白谷雲水峡一泊キャンプツアー、ナイトSUPツアーなどで、天気や星の条件が良いときには、星についての簡単なお話もサービスで行っております!
ぜひ、ご参加ください!!
2019年4月22日 一般社団法人/星空宇宙天文検定協会が開催している星空宇宙天文検定の5級、4級に合格しました!(^^)!
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「屋久島ガイド島あそび」ツアーでは、黒味岳一泊星空観察ツアーや白谷雲水峡一泊キャンプツアー、ナイトSUPツアーなどで、天気や星の条件が良いときには、星についての簡単なお話もサービスで行っております!
ぜひ、ご参加ください!!
2019年4月 今回も「知られざる秘境ポイント=とある集落跡地」へ行ってきました♪
屋久島では、えっ!?こんなところに!?
っていう場所に、昔は人が住んでいたってところがいくつかあります。
散策すると石垣がいくつもあり、非常に広い範囲で整地もされています。
木炭製造やパルプ用材として伐採された場所だったようで、この周辺一帯に人がわりと住んでいたようですねΣ(゚Д゚)
水やお酒などを入れるため?の容器がいくつか転がっています。
他にも、瓶や陶器も所々に落ちています。
かまどの跡もあります。
こちらは、おそらく五右衛門風呂の跡だと思います(^^♪
しっかりと石垣が積まれた水路もあります。
こちらの周辺では、畑の跡らしき場所がいくつもあります♪
またこの一帯は、屋久島の中でも地形がわりと緩やかなこともあってか、ヤクザル、ヤクシカがかなりたくさんいました(*´з`)
じっくりと、野生動物の観察をするにも良い場所かもしれません(^_-)-☆
また海が綺麗に見える場所もありますので、ここでゆっくりとお弁当を食べたりコーヒーを飲むのもよいですよー!(^^)!
パルプ用材を搬出するため?の船着き場の名残も一部残っていました。
屋久島は素敵な場所が本当にいっぱいです!( *´艸`)
「屋久島ガイド島あそび」では、一日秘境ツアーでこちらのスポットにご案内しています。
もし、興味を持たれた方がいらっしゃればぜひご参加くださいねぇ~!(^^)!
2019年4月 今回は、海岸に聳える巨岩を見に行ってきました♪
この巨岩、なんと高さは46メートル(住宅用マンションだと15階程の高さになるらしい、、)もあり、まさに海に佇む天柱石って感じです!Σ(゚Д゚)
クライミング好きの方は、つい登ってみたくなるのでは??
違う角度でみるとこんな感じです。
全然違って見えますね。
巨岩から沖の方を眺めると、同じ屋久島町である隣の島「口永良部島」が見えます♪
風が強く白波がたちまくっていましたが、口永良部島はクッキリと見ることができました。
温泉が素晴らしい島ですよー。
イワタイゲキのお花畑が斜面いっぱいに広がっていました♪
海岸沿いの日当たりが良く、養分の乏しいところで群生する植物です。
乾燥や海の塩に強い性質もあるのでしょうね~(^^♪
「屋久島ガイド島あそび」では、一日秘境ツアーでこちらのスポットにご案内しています。
もし、興味を持たれた方がいらっしゃればぜひご参加くださいねぇ~!(^^)!
2019年3月 青森県からお越しいただいた仲良し夫婦が、安房川のリバーSUPツアーに参加してくれました~♪
ご覧のとおり「島あそびのSUPツアー」では、立って漕ぐだけでなく、座ってまったりしたり、SUP同士をロープで繋いで引っ張ることもできますので、ゲストは撮影に集中することもできます(笑)
これだと体力が心配なアウトドア初心者の方でも安心ですよね( *´艸`)
翌日は山に入るようで、前もって心も身体もリフレッシュできたのではないでしょうか??
屋久島ガイド島あそびのツアーではゲストにあわせたツアーを行っていますので、体力があまりない方や泳ぎが苦手な方も、心配せずにどしどしご参加くださいねー( `ー´)ノ
2019年4月3日 京都府からお越しの、かなりワイルドなファミリーをカヤックで安房川へご案内させていただきました。
どうワイルドかと言いますと、なんと子供を3人連れて、お母さんが車で京都から屋久島までキャンプしながらやってきたとのこと(;'∀')
さらに季節関係なく、ファミリーで日本100名山巡りに挑戦中らしく、冬山にもピッケル&アイゼンで登るようです(゚Д゚;)
こりゃ凄いぜぇー!( ゚Д゚)
さらにさらに、宮之浦岳をたった往復6時間で帰ってきたとのこと、、、、。
10年後には、子供たちをガイドスタッフとして雇いたいくらいですね(笑)
一番下の子は小学2年生。
姉二人に負けじと、カヤック艇を思いっきり揺らしたりして自由に遊びまくります。
水中メガネで川底を覗き込みます♪
このアイテムは、さすがに姉との奪い合いでしたが、、(笑)
滝にも果敢に突っ込んでいきます(^^♪
もはや運動神経は抜群( `ー´)ノ
カヤックを越えたアウトドアを十二分に堪能していただいたのではないでしょうかー(=゚ω゚)ノ
おまけに新緑も最高でした~(^^♪
「屋久島ガイド島あそび」では、自主性を重んじた、自由な発想で遊んでいただくツアーが大好評ですよ~( *´艸`)
たくさんのご参加お待ちしておりますー♪
2019年2月24日
観光シーズン繁忙期がはじまる前に、しっかりとやっておきたかった「屋久島ガイド島あそび」オリジナルの安全対策マニュアルが無事に完成しました。
全90ページ以上に及ぶマニュアル作りのため、膨大な時間を費やしましたが、参加者を安全・安心に案内するためには重要な必須資料ですね♪
今年も屋久島でたくさんの方々と出会えることを楽しみにしております!(^^)!
2019年1月24日 今回は、廃道になったトロッコ道を探索してみました♬
道中の風景です。
ところどころに切通の場所がありました。苔がしっかりと着いていて、秘境感が凄まじいですねΣ(゚Д゚)
レールは撤去され、枕木だけが残っています。
石垣が崩れている場所も。
レールがそのまま残された場所もありました。
建物の基礎です。
五右衛門風呂がひっくり返っていました。
長い年月をえて、瓶の中まで苔やシダが侵入していました( ゚Д゚)
今回のルートは、廃墟マニアにはたまらない場所でしょうね~( *´艸`)
2019年2月5~6日 日本山岳ガイド協会による屋久島特別更新研修に参加してきました(=゚ω゚)ノ
初日は、身体だけを使って人を運ぶ搬送方法や、上記の写真のようにザックやスリングなどを使っての搬送方法、またザックをつなぎあわせて担架をつくる方法やロープワークなどを学びました。
非常に重要な技術です。
二日目は、読図とショートロープの練習でした。
屋久島だとショートロープは、足元がふらふらのゲストや身体に障害がある方(障害の場所にもよりますが)を確保するのに有効な技術だと思いました。
もちろん危険箇所を通らないといけないときもですが。
ガイドとして必要な知識や技術は本当にたくさんありますが、ひとつひとつしっかりと習得していきたいと思います(^^♪
タブノキの葉の裏にできる虫こぶ(虫えい=フシ)で臼の形をしているので「タブノキハウラウスフシ」と言われます。
そのまんまですね(^^♪
※そもそも虫こぶとは、寄生した虫(ダニ、アブラムシ、タマバエの幼虫など)が出す刺激に反応し、植物の一部が異常成長してできるものです。
「タブノキハウラウスフシ」には、タブウスフシタマバエというタマバエの幼虫が住んでいるようです。
葉の中心にある赤いものは、葉と花の両方が中に収まっています。
そのことを混芽(こんが)と言います。
※葉だけの場合は、冬芽(とうが)と言います。
春になるとここから葉と花が伸びて出てくるんですよ~(*´з`)
まさに、自然の神秘ですねぇ~( *´艸`)
まずは屋久島とスタジオジブリ作品の接点について説明させていただきます。
世界自然遺産である屋久島では、スタジオジブリのアニメ映画「もののけ姫」を制作するにあたって、1995年に宮崎駿監督とスタッフ16名がロケハンのために訪れたことがあるようです。
※訪れた場所は、白谷雲水峡、西部林道、ヤクスギランド、縄文杉といわれる。
他にも、1984年に上映された「風の谷のナウシカ」の制作のきっかけになったとも言われていたり(腐海の森の設定)、
さらに2001年に上映された「千と千尋の神隠し」では、最後のエンドロールのところで協力者として、「鹿児島県屋久町役場 屋久町養豚家の皆さん」との表示がされています。
(屋久町は、かつて鹿児島県屋久島に位置した町の1つで、熊毛郡に属していた。2007年10月1日に上屋久町と合併して屋久島町となる。)
とまぁ、これだけでも宮崎駿監督の屋久島愛!?が充分に感じられ、屋久島に何度も来られていたことが伺えます。
島民としては嬉しい限りですね~(*´з`)
話は一気に飛びますが、屋久島ではかつて土葬の時代に共同墓地へ行くと、埋葬後に置かれた霊屋に「先島丸」という名前の船が描かれていたようです。島民にとって死後の魂は先島丸に乗って海の彼方へ旅立つといわれています。これは全国で屋久島だけにしか見られないものであったそうです。
※奄美大島や沖縄の「ニライカナイ」といった海上他界に類似しています。
この先島丸にまつわる民話が、何と「崖の上のポニョ」に関係しているかもしれないというお話です。
(因みに現在では納骨堂墓石なので、霊屋そのものは見られなくなったようです。また、全24集落ある中で、宮之浦・楠川・小瀬田集落だけの風習だったようです。
※現在、霊屋のひとつが平内集落の民具倉庫に収蔵されています。
それでは、縄文杉を発見した岩川貞二さんの語る「先島丸の民話」がお次になります!
ある年の盆の16日のことでした。
この日、家々では、盆に招いた精霊さまを、またあの世に送り出す日なのです。
それでこの日まではあまり仕事などしないのだと言われています。
さて宮之浦の荒木伊八郎という男が永田というところに急用ができました。
宮之浦から永田まで6里(24km)の道のり、それに盆の16日というと、暑いさかりです。
伊八郎は朝かげのうちに行こうと思って、夜中の一番どりがないたとき、宮之浦を発ちました。
益救神社の前から海沿いの道をずんずん行くと、やがて道は山あいに入り、登り坂になりました。
一里(4Km)ほど行くと「振り腰の峯」にさしかかりました。快よい海風が吹き上げてきます。
昼間なら、道を登りつめたところからは、下の海が見え、かなたには開聞岳や硫黄島、種子島などが望まれるとても見晴らしのよいところなのです。
眼下の海は「泊い川の浦(トマイゴのうら)」といって、トビウオの漁場になっているところです。
伊八郎は、「やれやれ、ま、タバコをいっぷく」
とつぶやいて、腰を降ろそうとしました。
そのとき、ガヤガヤガヤと下のトマイゴの浦に大勢の人声がしてきました。
「おわ、(おや、)おかしかどね(おかしいね)。
トビウオ時期でもなかが、何者じゃろうか。しかも盆の16日じゃというのに」
けげんな顔をして伊八郎が、ひょこっと下を覗いてみたところが、思わず
「あっ」と叫ぶところでした。
それもそのはず、何百艘とも知れぬ帆掛け舟が浮かんで、浦いっぱいにひしめきあっているのです。
そしてどの舟の帆にも「先島丸」と大きく書いてあります。
伊八郎は急に背筋が寒くなって、持っていたキセルをぽとっと落としてしまいました。
伊八郎のうしろには振り腰の峯が夜空に黒々と迫って、あたりには人影などまったく見えません。
伊八郎はあわててキセルを拾って火をつけました。
そしてもう一度、こわごわと下をのぞいたところが、どうしたことでしょう。
こんどは何もない暗い海ばかりです。さっきの先島丸は影も形もありません。
あんなに賑やかだった人影もまったく消えうせて、夜の静けさだけがありました。
伊八郎はもう永田へ行く気がせず、急いで宮之浦へ引き返しました。
こんなことじゃから、盆の16日は仕事などしないで、寺参りなどして精霊さまを送るものだそうな。
伊八郎の見た先島丸は、きっとあの世から宮之浦へやってきた精霊さまが、帰って行かれるところじゃったのでしょうな。
※精霊流しにも類似しています。
お次は「崖の上のポニョ」についてのお話ですが、この作品、ぼぉ~っと見ると愛らしい作品なのですが、じっくり見ると所々に違和感を覚える難解な作品でした。
そこで、まずはこちらを参考に見てみてください!
↓ ↓ ↓
人によって賛否両論あるかと思いますが、津波後は「死後の世界観」と考えると腑に落ちる部分がたくさんあるのもまた事実です。
上記に掲載した先島丸の民話でもあったように、「ガヤガヤガヤと下のトマイゴの浦に大勢の人声がしてきたり」「何百艘とも知れぬ帆掛け舟が浮かんで、浦いっぱいにひしめきあっていたり」と、「崖の上のポニョ」の中でなんと似たようなシーンが出てきますー!!(/ω\)
驚きですよね Σ(゚Д゚)!!
ただ、実際に宮崎駿監督が「先島丸の民話」について、知っていたかどうかはわかりません。
※因みに、屋久島の観光施設である「屋久島 歴史民俗資料館」では、「先島丸」についての展示がされています。
出典:https://matome.naver.jp/odai/2150600748313837401
個人的に、映画「崖の上のポニョ」を見終わって、アニメ「人魚姫」をベースとして、旧約聖書「ノアの方舟」、また「古来日本の死生観(海上他界)」などのエッセンスをごちゃまぜにして、最終的にはメルヘンチックでやさしい真実の愛で溢れた作品に仕上げたのかなぁ?~っと感じました。
実際に世の中の映画やアニメ、ゲーム、漫画などの題材には、世界各国の神話や教典、歴史、民話などがテーマになっているものがかなり多いので、元ネタを知らない方にとっては、良くわからず内容が薄く感じ、面白くなかったと感じる方もいらっしゃるかもしれません(;'∀')
ただ、基本は子供向け作品だったようなので、そもそも批評するようなことではないのかもしれませんが、、、。
ただ、個人的にはテーマがしっかりしていて正直凄いと思いました!
元ネタとなる作品ではどれもバッドエンドとなりますが、それを「崖の上のポニョ」で見事にハッピーエンドへと変えたのですから( *´艸`)
宮崎駿監督という方は、どの作品においても明確な答えを出したりせず、見る側によっていろんな解釈があるってことを基本としているような気がしますが、この作品もまさにそんな気がします。
そして、そのことが視聴者を魅了しつづけている理由のひとつになっているのかもしれませんね(=゚ω゚)ノ
※因みに、「崖の上のポニョ」が死後の世界だったり、先島丸にまつわる民話と「崖の上のポニョ」が関係しているかどうかは、私の個人的な見解と憶測ですので、どうかご了承ください。
2019年1月8日に屋久島初の屋久島公認ガイド向けの試験である屋久島学検定試験が行われました。
町が認める公認ガイドになるためには、この試験に合格することが必須条件となっています。
あれ?すでに公認ガイドじゃなかったの??
っと思われていたかもしれませんが、実は今までは公認ガイドとしての移行期間でした。
そもそも、このテキストが完成したのが去年の2018年11月頃。
このテキストを中心とする検定試験がようやくスタートし、第1回目が行われました。
毎年検定試験が行われ、どこかで合格しなければいつまでたっても公認ガイドになれないという仕組みです。
テキストの中身の内容(目次)はざっくりご覧の通りです。
①地学・地理(気象、地質など)
②植物(木本類、草本類、シダ、コケ、植生、屋久杉など)
③動物・菌類(哺乳類、鳥類、両生類など)
④社会(観光、自然保護、交通、産業など)
⑤歴史(旧石器時代~昭和時代まで)
⑥民俗文化(信仰、妖怪、行事など)
⑦海(地学、生物、文化など)
などなど。
活字のみの全267ページに及びます。
結果は、無事合格です!!!
いや~、ひとまず肩の荷が下りたって感じです(/ω\)
さぁ~、ではでは次の目標に向かって、これからもまだまだ頑張っていきますよ~(*´з`)
2019年1月18日 名も無き岩峰へ行ってきました♪
屋久島の冬は、閑散期なので冒険に最適です( *´艸`)
おまけに空が澄んでいることが多く、晴れると青空が素晴らしく綺麗なんですよ~(^_-)-☆
冬の観光客が少ないのは本当に勿体ないですねぇ~(;'∀')
途中で、屋久杉とヤマグルマ、着生植物などが複雑に絡み合っている巨木に出会いました。
他にも、屋久杉の巨大な泡瘤がΣ(・□・;)
屋久島の森には、いつも驚かせられます(*´з`)
そして、今回の巨岩ポイントへ♪
分かりづらいですが、オレンジのザックカバーをつけているザックを置いて写真を撮ってみました。
巨岩の大きさを比較してみましょう。
山頂近くまで登ってきました♪
見晴らしもバッチリでした~(*´з`)
この日は風も弱かったので、1月にもかかわらず動いているときはTシャツ姿で行けるほどでした((+_+))
そして、少し離れたところにも岩峰群が。
昨日の寒さの影響か、樹氷になっている木もありました。
さぁ、お次はどこへ行こうかな~(*´з`)
2019年1月14日 以前から気になっていた鑑真和上の上陸の地!?との噂のある「ミヤカタの浜」へ行ってきました♪
ここ屋久島で、歴史上かなり有名な鑑真が上陸したのでは?という伝承があります。
※実際には停泊場所の記載は一切ないのだとか、、。
天平勝宝五年(753年)12月12日 第10次遣唐使:帰路第2船(鑑真6度目の渡航)で来日を果たした際に、屋久島にも数日間停泊したようですよ~。
写真のように、案内杭が設置されている十字路があり、ここを海側へ行きます。
道なりに進むとすぐに海側に軽く小石が敷き詰められた小道があり、そこを入っていきます。
軽トラで何とか入れる場所ですので、一般的には徒歩でいくのが良いと思います。
車から降りて、海岸まで歩いて降りていくと、ご覧の場所に到着(^^♪
遠く某ホテルが見えます♪
いい感じの小さな入り江になっています(=゚ω゚)ノ
入り江を見渡すと少し珊瑚もあったので、シュノーケリングしてみるのも良いかもしれませんね~🎵
すぐに外洋になるので、完全に玄人向きですが、、、(;^ω^)
みなさん、こんにちわ!屋久島ガイドの島あそびです(*^^*)。
今回は、縄文杉の歴史や縄文杉以外の有名な杉等をご紹介します。
知らないで登山するのと、色々知ってから登るのとでは、感じ方も変わって来ると思いますので、興味のある方は最後まで読んでみて下さいね(^o^)/。
そして、屋久島旅行に役立つ、レンタカーやお土産等については下記ブログにまとめてます!
良かったらご一読下さい(^^)。
※あくまで、「島あそび」の個人的な見解です。
※あくまで、推定された樹齢となります。
1914年(大正3年)2月17~27日 アーネスト・ヘンリー・ウィルソン(職業:プラントハンターとして知られ、中国・日本全国・琉球・インドなどを調査)が植物調査・採取のため屋久島に訪問。
出典:https://s.webry.info/sp/paraibablue.at.webry.info/201709/article_3.html
※因みに、ボルネオ島の最高峰・キナバル山の花に魅せられ頂を目指したヒュー・ローや、江戸末期に長崎出島のオランダ商館に医師として来日して、日本人に最新の医学を教えたシーボルトもプラントハンターとしての活動をしている。
当時ウィルソンは、案内人を連れて屋久島の森の奥深くへと入り込んで調査していると、突然の大雨が降ってきました。
そこで、案内人に連れられて岩穴で雨宿りします。
火をたいて、濡れたものを乾かして一時間程すると雨がやみ、外に出ます。
そして、雨宿りした場所が岩穴だと思っていたが、よく調べてみるとそれが巨大な切り株(=大株)であったことに驚きます。
(その切り株が、後に島民によってウィルソン株と呼ばれることになります。)
1918(大正7~12年)~1923年 田代善太郎(生態系を保護するという考えを持ち込んだ方)は、ウィルソンと面会して屋久島の調査に傾倒する。
ウィルソン株についての調査や、縄文杉の存在を予見している。
※因みにウィルソン株を伐採したのは、楠川集落の牧五郎七といわれている
1952年(昭和27年) 国立科学博物館にいた中江猛之助(なかえたけのすけ)の一行が屋久島の調査で大王杉を発見(後に行った炭素同位体法で樹齢3000年以上と推定されている)
1966年(昭和41年)5月28日 旧上屋久町の役場観光課:岩川貞次(42)さんが、古老の伝承を確かめるために巨木を探し周り、ついに大きな杉を確認
※岩川の「岩」の字と大いなる岩のような木ということで「大岩杉」と名付ける。
1967年(昭和42年) 元旦:南日本新聞に「生き続ける縄文の春」というタイトルで発表される。
発見当時:推定樹齢3000~4000年
※上屋久町が九州大学の真鍋大覚教授に大岩杉の樹齢調査を依頼
1967年(昭和42年) 9月頃:推定樹齢7200年の結果が真鍋教授から上屋久町へ通知される。
※古代気象と成長量の関係から推定
1967年(昭和42年) 10月1日:町報かみやく167号で紹介。
1968年(昭和43年) 8月2日:南日本新聞で「縄文杉と名づけられた」の文字
出典:http://www.asahi.com/area/kagoshima/articles/MTW20160518470470008.html
1983年(昭和58年) 環境庁作成の環境週間ポスターが全国の駅や役所といった公共スペースに貼られ、その効果で縄文杉の知名度が上昇
1984年(昭和59年) 縄文杉が有名になるにしたがい、7200年説に対して国内外の科学者から異論が出されたため、林野庁の委託を受けた学習院大学の木越教授により炭素同位体法による年代測定が行われた。(結果 1000~2170年という数値に)
※試料の採集位置(腐食によって幹の中が空洞になっていて、最も古いサンプルが採れなかった。)と年代との間に一定の関係が見られなかったため、「今回の測定結果から直ちに縄文杉の樹齢を推定することは困難であるが、合体木ではないかという推定は成り立つ」ということで合体木説が提唱された。
しかし、これも鹿児島大学農学部の林助教授による遺伝子研究の結果で、合体木説は否定されました。
さらに近年では、鹿児島大学の田川氏によって、7300年前(6300年前という説もあった)の幸屋火砕流によって折れてしまった古い縄文杉の上に、新たに二代目として着生した杉が幹ごと覆いつくしたのが現在の縄文杉ではないかと推定している。
1984年(昭和59年) デッキ正面より、左側に着生していたヤマグルマが積雪により折れる。
1987年(昭和62年) 縄文杉を世に広めた岩川貞次さんが亡くなる(享年83歳)
※「大岩杉(縄文杉)より、もっと大きな万年杉を知っちょるが、おいは誰にも言わん」と周囲に語っていたといわれる。
1993年(平成5年) 屋久島が世界自然遺産に登録
1996年(平成8年) 縄文杉展望デッキ設置
出典:https://www.360navi.com/46kagosima/02yakusima/09nature/
2005年(平成17年12月) デッキ正面より、右側の枝が積雪により折れる
※数年後、「いのちの枝」として町立屋久杉自然館に保存展示される。
屋久島に観光に来た方で縄文杉を見に行かれる方は、縄文杉トレッキング前、もしくはトレッキング後にでも一読してみると、屋久島の事が深く知れて良いのではないでしょうか~(=゚ω゚)ノ
遅くなりましたが、皆様新年明けましておめでとうございます!
本年も「屋久島ガイド島あそび」をどうぞ宜しくお願い致します。
今年も早々に日本赤十字社が行っている救急法の講習に参加してきました。
講習は三日間あり、心肺蘇生のやり方、AEDの使用法、傷や骨折の手当て、搬送などなどを勉強しました。
ガイドなら習得しておきたい知識や技術が満載です。
上記の写真は、心肺蘇生と人工呼吸、AEDを使った救助方法の練習です。
肩に傷を負った傷病者に対して、ガーゼと三角巾を使っての包帯法です。
今年も事故や怪我のない一年を迎えれるように、頑張っていきたいと思います!!
年末最後の連休は、毎年恒例のお餅つきに参加してきました♪
昼間から食べて飲んでお餅をついての行事は、仲間との大切な交流でもあります(^_-)-☆
今年もそろそろおしまい(^^♪
来年からも精一杯楽しみながらツアーをやっていきたいと思いま~す!(^^)!
今日も、善か一日でございました(*'ω'*)
前回に引き続いての探検です。
後ろを振り返ると、越えてきた山々が連なっていました♪
点在する岩壁
頂上で記念撮影( *´艸`)
息を飲むような大絶景でした!(^^)!
懸垂下降もちょこちょこと。
谷から見上げる景色は、針峰群のようでした( ゚Д゚)
今回はかなり長い道のりの旅でしたが、非常に満足のいく冒険ができました( *´艸`)
どこまでも遊べる島は最高ですね(^^♪
屋久島は森が深く1700mあたりで森林限界となる。
森林限界が今よりもだいぶ低い位置にあれば、キナバル山やヨセミテのようになっていたかもしれないですね。
逆に、森のおかげで屋久島の奥深さを作りあげてはいるのでしょうが(=゚ω゚)ノ
では、ここからは写真だけをみてお楽しみください(笑)
↓ ↓ ↓
まるで仙人でも出てきそうな、ところですね(笑)
因みに中国には、仙人が出てきそうな秘境の地:黄山や映画「アバター」の舞台として有名な武陵源(ぶりょうげん)がありますね。
※武陵源は、張家界(ちょうかかい)、天子山(てんしざん)、索渓峪(さくけいよく)、楊家界(ようかかい)の四地域からなり、山峰の平均標高は800mで奇峰の数は3000を超えるようです。
秘境レベルでは、屋久島も負けてはいないのかもしれませんねー(^_-)-☆
閑散期に入り、念願だった屋久島の最奥部へ仲間ガイドと3人で行ってきました♪
現地ガイドとして、他地域のガイドさんに恥ずかしくないように、また個人的にも島のあらゆる場所を知り尽くしたい、むしろ知っておくべきだと思っているので、島内研修も兼ねて3泊4日で探検してきました。
まずは暗い時間から鹿之沢小屋をスタートして最奥部を目指しました。
※注:危険なエリアのため一般の登山者はいけません。
日の出が上がってきます。
露岩した岩がゴロゴロと。
まるで亀のような巨岩も。
激しく侵食された花崗岩の造形
蛇のようにグネグネ曲がった尾根
切れ落ちた深い谷
このように屋久島には凄い世界がたくさん拡がっていますΣ(゚Д゚)
日々、蟻地獄のように好奇心の渦に飲み込まれる私です(笑)
続きは、次回に!!
先日、沢登りで名瀑に行ってきました~♪
迫力のある素晴らしい滝です。
屋久島は素晴らしい滝や穴場ポイントが多すぎて、行ききれない程の遊び場がたくさん存在していますよ~!(^^)!