屋久島の服装と天気について
①ダウンジャケット
※防寒対策に非常に適しています。不使用時には、コンパクトにたためるのでザックの中でかさばらないのも魅力の一つです。
※ただし、濡れに弱いのが唯一の難点です。
②伸縮性のあるズボン
※身体の動きを妨げません!
③登山靴
※しっかりと足首をホールドしてくれるのが良いです。
※スニーカーは滑るので、トレッキング・登山には不向きです。
※厚手の靴下を履く方が、足が痛くなりにくいですよ~(^^♪
④スポーツタイツ(サポートタイツ)
※近年、こちらのタイプで登山される方も非常に増えています。
⑤レインウエア
※このように防寒として使用するのも良いです。
※このように上下分かれていて、ゴアテックス(雨を防いで、汗を逃がしてくれる優秀な素材です。)などのタイプがおすすめです。
⑥帽子
※展望のひらけたところや、黒味岳、宮之浦岳、永田岳などの森林限界の越えたところだとあると良いですね(^^♪
※あと、雨のときに帽子の上からレインウエアのフードを被るとさらに濡れにくくなったり、視界が広くみえることも。(帽子のタイプや被り方にもよりますが。)
⑦ザック&ザックカバー
※屋久島だと、ザックカバーは必須です(^_-)-☆
晴れ予報でも、突然雨が降り出すことが多々ありますので(;'∀')
できれば、ザックの中もゴミ袋やジップロックなどで防水対策をしておいた方が良いでしょう('ω')ノ
その他
・スパッツ(ゲイターともいう)
雨・雪予報だとあると便利です。
・ヘッドランプ
こちらは屋久島にかかわらず、すべてのトレッキングや登山に必須です。
※怪我や道迷いなどで、下山が遅くなることも想定して持参しておくべきです。
※明かりがないこと程、不安なことはありませんよーΣ(゚Д゚)
※近年の多くの災害時にも備えて、ひとつは持っておくとよいかもしれません。
・Tシャツ
汗や雨で、ビショビショになったときを考慮して、速乾性のシャツが良いです。
綿だと一度濡れてしまうと乾かないばかりか、不快感極まりないです( ;∀;)
日帰りの装備:折りたたみ傘、トイレットペーパー、常備薬・内服薬、おやつ(行動食)、飲み物、携帯トイレ、サポーター、保険証コピーなど
泊まりの装備:寝袋(シュラフ)、シュラフ用マット、防寒着、着替え、耳栓、ウエットティッシュなど
天気について
とにかく良く降ります(笑)
屋久島だと「ラッキョウのような雨が降る」と表現されるくらい雨粒が大きかったり、「一か月に35日雨が降る」などと言われたりします( ゚Д゚)
日本の年間平均降水量がおよそ1500mmと言われています。
雨の多い奈良県の大台ケ原では4000mm程降ることもあるようですが、、。
因みに世界では、ハワイのカウアイ島やインドのアッサム地方(紅茶で有名ですね。)
などが世界トップクラスの豪雨地帯だと言われています。
(高い山があり、近くに暖流の海があれば降水量はどこも高いようですが。)
では、屋久島は実際はどうなのか、、、、('ω')ノ
まずは島の位置でも雨量が全然違います。
永田集落 2600mm
宮之浦集落 5400mm
空港・安房集落 4600mm
尾之間集落 3700mm
荒川ダム(荒川登山口近く) 7200mm
小杉谷集落跡地 8300mm
宮之浦岳 10000mm以上
雨の多さではなんと日本一ですΣ(゚Д゚)!!
そして、梅雨の時期(6月)が一番降ります。
雨の日のアウトドアについて
渡渉点(沢を渡るところ)があるところでは、大雨が降って増水すると渡れなくなることもあります。(縄文杉やヤクスギランドのコースでは、川に橋が架けられているので安心です。)
※案外カヌーツアーやサップツアーをする川は、川幅が広くてなかなか増水しないので、すんなりツアーに参加できちゃうことも!!
雨の日のメリット
・森が潤う、何より苔が綺麗。
・霧が出て、森全体が幻想的な雰囲気になることも。
・晴れのときとはまるで違う景色になります。
(雲・霧と風が絶景を演出してくれることが多々あります。)
・幻の滝が沢山できることも(笑)
さぁ!雨を楽しみましょう(笑)!!
屋久島ガイド島あそび
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