皆さん、明けましておめでとうございます!
今年も宜しくお願いしますm(_ _)m。
新しい年を迎えると、心機一転して「今年もがんばって行こう!」という気持ちになりますよね。
我が家では年末はゆっくり過ごしたので、年始早々に家族で「蛇の口の滝」トレッキングに行ってきました。
オススメは何といっても、一枚岩をゆっくりと流れ落ちる「蛇の口の滝」。
他にも、白谷雲水峡や縄文杉ルートとは全く異なる森の景観や雰囲気。
また水場がたくさんあることも、訪れる者にとっては大変嬉しい要素ですね。
ちなみにこの「蛇の口の滝」ルートは、地図や観光雑誌などでハイキングコースと表記されていることが多いのですが、実は過去に遭難が度々起こったこともある場所です。
ですので、行かれる際にはきっちりとした下調べや準備をしてから登ることをオススメ致します。
アドバイスとして下記の点などに注意していけば、安全に目的地まで行けるかもしれませんよ!
注意点1:万が一、迷ったときのことを考えてヘッドライトや携帯電話の充電などは必須です。
注意点2:また、前日までの土砂降りや当日の大雨などによる川の増水の場合にはすぐに引き返す、またはトレッキング計画自体の変更をするようにしてください。
注意点3:最初から最後までお手洗い場がないため、事前にお宿などですましてからトレッキングをする必要があります。
※携帯トイレもしっかりと持参しておきましょう。
注意点4:冬期以外はわりとヤマビルがいる場所となりますのでご注意くださいね。
屋久島に来られる際に参考になりそうなblogもご紹介していますので、興味があれば是非のぞいてみて下さいね(*^^*)
蛇の口の滝、出発(登山口)は尾之間温泉の横
登山口は、尾之間温泉の横にあります。
(尾之間温泉を正面に見て右側)
・「尾之間歩道入り口」とひっそりとした看板が設置してあります。
・専用の駐車スペースがないので、温泉の駐車場の海側へ(温泉から一番離れている所)停めましょう。
尾之間温泉はとても人気がある温泉なので、下山後に入浴する予定を組むのも良いですね!
入浴される際にはローカルルールがあるので、地元の温泉利用者の方のご迷惑にならないように気をつけましょう(^^)。
急いで入浴する前に、まずは脱衣場でルールとマナーについてしっかりと確認しておきましょうね。
登山口を進んで行くとビローの葉の道に迎えられ、しばらく平坦な道が続きます。
すでに秘境感が漂います。
この辺りは亜熱帯の森なのでジャングルのような雰囲気が感じられ、他のトレッキングコースとは全く異なった景観を堪能することができます。
屋久島は亜熱帯から亜寒帯の島。
つまり、標高によって全く違った景色をすぐに体験することができる神秘の島なのです!
約15分ほど歩くと突然フェンスが現れます。
いざ、フェンスの向こう側へ。
「ここからが本番だね!」と意気込む子ども達。
所々に道案内の看板やピンクリボンがあり、それを目印にどんどん進んで行きます。
時々、屋久島の解説看板があり登山者を楽しませてくれます。
ヤクスギランドなどのお手軽コースでも、QRコードなどで読み込むことでこういった屋久島について少し知ることができるととても面白いかもしれませんね(^^♪
※ただ、電波が悪いことがネックではありますが、、(-_-;)
詳しく知りたい方は、ぜひ蛇の口の滝トレッキングコースを歩いてみてください。
道迷いに気をつけて!
蛇の口の滝までのルートは、標高差が少なく沢を渡るところや後半以外では歩きやすい道がわりと多いのですが、全体的に広くて平坦な空間の中の一部に登山道を設けているので、遭難が起こりやすい場所となっています。
また、急に登山道の角度が変わったりする場所もあるので、ピンクリボンを見落とさないように気をつけましょう。
さらに、縄文杉や、白谷雲水峡と比べると登山者もかなり少ないため、誰とも会わないということもあります。
逆に、個人的には貸切感を味わえることがあるので、とても好きな場所のひとつではあります(^^♪
中盤あたりまで来ると、階段が刻まれている岩場に出てきました!
ロープが付いていますが、ロープを使用しなくても子供たちも難なく登ることが出来ました。
その先写真ではわかりにくいのですが、所々でピンクリボンが強風の影響や古くなって劣化して下に落ちていたり、登山道ではない所に道のような歩きやすい場所が見受けられました。
ピンクリボンを貼りなおした方がよさそうなところも数か所あったので、くれぐれも慎重に進んでください。
今回先頭は子供達だったので、実際に何回かルートを逸れて進むような場面もありました。
私は最後尾からついていき「そっちは道じゃないよ。」と訂正すると、「やられた〜。」と悔しがっていました。
どうしても子供の視線は低いので、下だけ見て歩いて行くとそうなります。
しかしながら、山と勝負でもしているかのような口ぶりが意外に面白かったですねww
※大人でも時間に焦ったり疲れてくると道を間違えやすくなるので、お気をつけください。
さらに先に進むと、倒木と岩でトンネルのようになっている場所もあるので、ゆっくりと間を通り抜けます。
(私のリュックは、つっかかったので引っ張りながら通過(笑))
子供がゴールと間違えた滑らかな岩場
昔の炭窯の跡が出てきました。
私 「ここで昔は炭を作っていたんだよ。」
子 「へ〜。」
興味もなくさっさと進もうとする子ども達。。。
今の時代は、何でも買えますからね〜。
まっ、考えてみたらそもそも炭が何かわかってなかった気もしますww
突然開けた場所に滑らかな岩場(花崗岩)&ゴロゴロ岩の徒渉地点にやってきました。
「ここがゴールの蛇の滝でしょ!」とはしゃぐ子供たち。
「残念〜!まだ先です。」っと私。
「ここがゴールだと思った〜(-_-;)」と残念がる子供たち。
景色もいいのでここで少しおやつ休憩をし、ゴロゴロ岩場を乗り越え先に進みます。
※ちょうど対岸側に先のルートがあります。
尾之間歩道分岐と東屋(あずまや)
川音を聞きながら歩いて行くと、「尾之間歩道分岐」にある東屋(あずまや)に到着しました。
時間もお昼の12時を過ぎたので、ここでお昼ごはんです。
涼しさもあり虫も少なく閑散としていて、いい雰囲気の場所です(*^^*)。
ここまで来たら残りはあともうひと踏ん張りです。
ズンズン進むと渡渉地点に着きましたが、ここ最近雨がまったく降っていなかったので水量はとても少なく、渡りやすかったです。
念のため渡渉最中の岩場は滑りやすいので、注意を促しながら進みました。
※ここは水量が多いときは大変危険ですので、渡るのが厳しそうな場合には無理をせずに引き返して下さい。
ゴールが近づくにつれ、子ども達の足も早まります(^^)。
蛇の口の滝に到着
無事に「蛇の口の滝」に到着しました!
子供たち曰く「そうめんの滝」だそうです(笑)。
ここでゆっくりお茶をし、のんびり過ごした後は帰路に着きました。
今年初の家族登山だったので、全体的にゆっくりしたものとなり、往復約8時間(休憩も含む)の行程でした。
冬だったこともあり天然のプールで泳ぐことは出来ませんでしたが、綺麗な沢や苔、巨岩、アスレチック(岩場やロープ等)要素があったりで、みんな満喫していました。
さて、次はどこに連れて行こうかな?(*^_^*)
それでは皆様、今年も良い年をお迎え下さいm(_ _)m。