経営者様へ向けて屋久島でSDGsフィールドワーク体験を実施

島あそびblog 経営者対象 SDGsフィールドワーク

はじめに

2024年1月5日(金)〜8日(月・祝)に「NPO法人薩摩リーダーシップフォーラムSELF」合宿2024@屋久島編というイベントが行われ、全国から地域企業経営者、スタートアップ企業経営者、大企業新規事業責任者、投資家、クリエイターなどの総勢約100名の方々が屋久島の地に集まりました。

SELF合宿とは、リーダーシップの深化・ビジョンの拡張・社会の共進化を目的とし、1年に1度「よりよい未来をつくりたい!」という意志ある仲間が、あらゆるセクター業界地域から世代や立場を超えて鹿児島に集い、いまの時代を共に見つめ、それぞれの持ち場で互いが感じていることを対話し、新たなビジョンを得て、未来が歓迎するアクションを共に創造する3~4日間のリーダーシップ・リトリート合宿のことです。

このSELF合宿そのものは2019年よりスタートし、昨年は奄美大島で開催されたようです。

SELF(Satsuma Emerging Leadership Forum)の略

そして今回の屋久島合宿3日目にあたる1月7日に、1日かけてのSDGsフィールドワーク体験がプログラムとして含まれていました。

そして当日、自分は案内人の仲間3名+カメラマン1名と共に1グループの参加者15名様をご案内させていただきました。

※全体では6グループでした。

案内人1=わたし(屋久島ガイド島あそび

案内人2=やっくん(特定非営利活動法人HUB&LABOYakushima) 

案内人3=荒木さん(屋久島みやげ:ぷかり堂

案内人4=りんちゃん(屋久島環境文化研修センター

カメラマン=カズ(Yakushima Film

前岳岳参り登山

午前中のSDGsフィールドワークは山の神に出会う前岳の岳参り体験でした。

前岳(安房前岳)は春牧集落の神の山として崇められており、山頂にはなんと祠が置いてあります。

岳参りとは?

屋久島の山や森には古来より神々が住むとされ、山岳信仰がいまなお残っています。
※屋久島には24の集落があり、集落によって神の山が違い、やり方もそれぞれの形で行われています。

里から持参した塩、米、海砂、お神酒などを祠へ捧げ、「集落の繁栄」や「無病息災」を祈願します。

そのような岳参りを参加者の方々に体験していただいたことは、とても意義があることではないかと思います。

登山中は巨木に触れる方、川の流れや音に耳を傾ける方、瞑想する方、裸足で歩いてみる方、優しく苔に触れてみる方など、離れすぎない程度にそれぞれが思い思いに行動されていました。

それをそっと見守るような形で、ゆっくりとご案内させていただきました。

じっくりと自然と対峙してもらうことで、皆さんの中に感じるものがたくさんあったのではないかと思います。

鬼火焚き(おにびだき)

下山後は、たまたま案内日が1月7日ということもあり、そのまま九州地方に伝わる正月の伝統行事である鬼火焚きへご案内♪

鬼火焚きとは?

鬼火焚きとは、正月飾りである門松やしめ飾りなどについてきた悪霊を焼き払う行事で、無病息災や一年の幸せを願います。
※全国的にある行事で、場所によって「どんと焼き」や「左義長(さぎちょう)」などとも呼ばれます。
※屋久島では、鬼火焚きも各集落によってやり方や開始時間が異なります。

春牧集落では13時30分から行事がスタートし、はじめに集落の年男・年女である子供たちが竹の上の方に貼ってある鬼の絵を弓矢で射抜きます。

射抜いた後は、火をつけて燃やしていきます。

完全に鬼の絵が燃え尽きることで悪霊退散となります。

※春牧集落では、悪霊退散の合図として最後に爆竹を使用していました。

鬼火焚き終了後は、春牧区の役員さんたちの計らいで、集落の方々と一緒にぜんざいとお茶をいただくことができました。

その時の参加者の皆さんと地域の子供たちとの交流が何とも微笑ましく、とても素晴らしい光景でした。

SDGsフィールドワーク体験の振り返り

最後に私の庭である「島あそびフィールド」において、フィールドワーク体験の振り返りや内省の時間を過ごしていただきました。

やはり焚き火があると、人と人との距離が近くなってとても良いですね(^^♪

焚き火のぬくもり、温泉のぬくもりなどは、気持ちがリラックスして人の心も落ち着き、安心して素直な気持ちになれるのかもしれません(*^_^*)

島あそびの思い

島あそびblog 経営者対象 SDGsフィールドワーク2

今後、世界中から屋久島に来られる経営者、投資家、クリエイター、専門職の方々と子供たちとのリアルな交流の場や講習会、社会見学、社会体験などが増えていけば、とても面白い屋久島の未来が描けるのではないだろうかと個人的に思っています。

そういった意味でも、まずは人と人との距離を近づけるための遊びやアウトドア、エンターテイメント、焚火、食事や飲み会などを通じた楽しい交流の場や社交場のようなものがたくさん必要ではないかと考えています。

そういった取り組みをすることで地域が盛り上がったり、島の子供たちの社会を見る世界が広がったり、関心が高まったり、さらに島外の方が屋久島で起業や経営するきっかけ作りになれば、島の雇用も増え、島から離れる子供たちが減ったり、移住してくる人が増えたりするのではないかと思います。

今回は普段のガイドツアーとは少し違った案内でしたが、とても楽しく貴重な経験をすることができました。

関係者の皆様には、このような機会をくださったことに心から感謝し、「島あそび」としても今後さらに前進して行ければと思いますので、温かく見守っていただけると嬉しく思います(^^♪


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