屋久島キャンプでテント泊!買っちゃう?それともレンタルする?

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こんにちわ〜(^^)!
屋久島ガイドの島あそびです。近頃子供も大きくなってきて一緒に遊べることが増えて来ました!こういうちょっとしたことが嬉しいですよね(^o^)。

さて今回は、「キャンプする時に、使う道具を買ったほうが良いのか、レンタルした方が良いのか。」聞かれるようになってきたので、私個人の持ってる道具、ガイドやキャンプ仲間のおすすめをご紹介します。

また、山でのキャンプ(山中泊)なのか、麓(キャンプ場)でのキャンプなのか、場所で使う道具の種類も違ってくるので、自分も試行錯誤ですが、そこも踏まえて共有できたら良いなと思っています( ^ω^)。

そして、屋久島のアウトドアを楽しむための必要な服装や、縄文杉トレッキング一泊二日の疑問点をまとめたブログも良かったら参考にどうぞ\(^o^)/。

山のキャンプ(山中泊)

山岳テント

屋久島の山中には、何箇所か無人小屋がありますが、あまり広くないため小屋泊まりの場合でもテントを持っていくのをおすすめします。
(登山中は何が起こるかわかりませんから、、予定通りの時間に着かないこともよくあります。^^;)

ソロでも居住空間を優先するなら1人〜2人用テントですね。一応一人用のアライテントも持っているのですが、ザックや荷物も入れ込むと狭くなるので、ソロでも二人用を私は使っています。

軽さと豊富なオプションがおすすめの「アライテント」

軽さと居住空間の居心地具合は相反するもの、、、なのですが、アライテントのエアライズ2は軽いし、快適だし(テント内にしては)、自分も良く使います。
基本3シーズン対応設計に、オプションの冬専用ウィンターフライを付ければ、4シーズン対応になるので、別のテントを買わなくても良いのが素晴らしいてすね!

人数:2人用(最大3人)
重量:1,550g(本体+フレーム+フライシート)

国内人気のmont-bell ステラリッジ

日本国内で山岳テントといえば、mont-bellのステラリッジシリーズでしょうか。
個人的にも使い勝手が良いので好きです(^^)。
コスパも良く、こちらも冬用のフライシートが別売りで販売されているので、4シーズンに対応されています。私は、家族で使うときはステラリッジ4を持っていきますが、最近子供達(2人)が大きくなってきたので、四人用テントでも手狭になって来ました^^;。

人数:2人用(最大3人)
重量:1,230g(本体+フレーム+フライシート)

シュラフ(寝袋)

夏でも山の上は涼しいので、シュラフはしっかりした物を準備するのがおすすめです!
登山する季節や、標高、場所の気温によってシュラフを選びましょう。
個人の好みにも寄りますが、化繊よりもダウンの物のほうが軽いので人気がある傾向ですね。

中綿の素材がダウンの場合は、中綿の充填量(1200g以上入っている物がおすすめ)に加えてFP(フィルパワー)も大事です。あまり聞かない言葉ですが、760FP以上の物がおすすめです!(FPとは、ダウンの空気の含みやすさを示す単位で、数値が大きければ大きいほど空気を多く含み保温性が高くなるといわれています。)

イスカ

山用寝袋と言えば、やっぱりイスカとも言えるでしょう。私もイスカのシュラフを使っています。
登山で使うことを目的に作られているので、他の寝袋と違って色々な工夫がなされています。
まず、スリムな形なので、コンパクト。3D構造なので、高さもあり体にフィットする作りになっているので隙間がなく温かいです。
さらに、他のメーカーと違って足元に保温材を多めに充填しているので、冷え性の方にはばっちりの相性とも言えます。
(私の嫁さんの決め手はこれでしたね〜。)

mont-bell

高い伸縮性と豊富なバリエーションでおすすめのmont-bell。
シュラフに入って、足を「ん〜っ!」と伸ばしたり、横向きで寝たりも出来ます。
(肩が窮屈では無いんですよね、伸縮性があるからかな?)

温度帯や、サイズ、チャックの場所で色々なバリエーションがあるので、自分の納得の行くものを購入しやすいと思います。選択肢が多くて迷ってしまう場合は、ショップの店員さんに聞いてみるのも参考になって良いですよ(^^)。

mont-bell online shop

ナンガ

高品質ダウンを惜しみなく使っている、国内生産(大阪拠点)のナンガ。
防水性、透湿性ともに、高い水準を保ったダウンの開発に成功しているので、暖かさに定評があります。
私も、今使用しているシュラフが駄目になった場合、次はナンガを買おうか迷い中です(^o^)。

知り合いの方が持っていたので、使わせて頂いた所(760FPのタイプでした)、シュラフに入った瞬間ボフッとしました(笑)。ダウンの弾力が良かったです。

ただ、すべてのシュラフに言えるのですが、4シーズンタイプのシュラフを夏山や低山で使う時は、使用温度帯を確認して下さいね。夜中暑くて、寝汗で風邪を引くこともありますから、その点は十分に気をつけて下さい。登山計画に見合った温度帯のシュラフを選んで楽しいキャンプにしましょう(^o^)!

マット

寝袋の下に敷く、キャンプマットのことです。折りたたみタイプエアータイプの物があります。
両方持っていたんですが、エアータイプのものは、2、3年使って破れてしまいました^^;。
ただ、コンパクトさで言うと、おすすめです!軽さは、、、どっちも軽いのであまり気にならなかったですね。

折りたたみタイプは、飲み物をこぼしてもさっと拭いたり、水道で洗えたりとメンテナンスが楽なので、お子さんが小さい時はかなりおすすめです\(^o^)。

後は、何を優先させるかです!
エアータイプなら、私の嫁さんは、8cm以上の厚さが無いと腰が痛いと言いますし。
10cmの物はかさ張るし。(あくまで山中泊なので^^;。麓キャンプなら有りです!)

人によって、優先させる物が違うので、ご自身の都合に合った物を選んで見て下さいね。

里でキャンプ(キャンプ場)

ここ最近では、多くのキャンプ場で、テントや寝具などがレンタル出来ます。
私も以前、種子島のキャンプ場に行った時は、色んなテントで寝てみたくて、あえてレンタルしました。コールマンの6人用ドーム型テントでとても快適でした(^o^)。
なので、買わなくてもレンタルもおすすめですよ。

そうは言っても、やっぱり自分達用のテントは欲しいですよね〜。
その気持ち、とてもわかります(笑)。
色々なテントを見たり、知ったりするだけでも楽しいので、何点かご紹介します。

里キャンテント

やっぱりスノーピーク

入門用テントとして、抜群の安心感のあるスノーピークのアメニティドームM(4人用)。
何と言っても設営しやすい!組み立てる支柱の色とテントの通す部分が色分けされているんです。
更に、風を受け流す用に、少し低く設定されており、突然の強風にも強いです。
(天候の急変っていつでも起こり得ますから^^;)
そして、前室が広く別売りの跳ね上げ用ポールを購入すれば、リビングとしても利用できます。
(雨の時とっても便利です!夜に荷物を置くことが出来るので、夜露等にも安心。)

フィールドアのキャンプドーム

コスパで定評のあるフィールドア。アウトドアグッズって高いイメージがありますが、このブランドによって世間の評価が覆りそうですよね(^^)!

おすすめしたいのは、フィールドアのキャンプドーム300(4~6人用)です。
ドームタイプで、上記で紹介したアメニティドームMより少し大きめです。
前室が広くリビングとして使えて、初めからキャノピーポール(前室用のポール)まで付いているので、別で買う必要もありません。テントに付いているポケット収納も使いやすいです。(コスパすごいですよね(゜o゜;)
別売りのスクリーンテントを使えば、もっと広く快適にキャンプを楽しめます。
日本メーカーなので、安い割に品質は良いのがフィールドアです。ただ、使っている素材が値段相応な部分もあるので、その事を念頭において置くと良いかもしれません(^^)。

コールマンのツーリングドーム

名前からも分かる通り、ツーリングやソロキャンプに適したテントです。
サイズは、1〜2人用のST2〜3人用のLXがあり、両方ともコンパクトなので、広いソロキャンプ用テントを探している方にもおすすめです。
一人で設営もしやすく、高さのある前室も備わっているので靴や荷物も置けます。
(キャノピーポールは別売り)
なんと言ってもコールマンはアウトドアグッズ業界において信頼と安心がありますよね(^^)。

テントを選ぶ上で、注意すること

・使用人数を考えて、テントのサイズを選ぶ。
(テントに表示されている人数は、寝られる人数です。)

・テントの組み立て方。慣れていないと意外と難しい事も、、自分で立てられますか?
 本番前に練習も兼ねて、一度は設営しておくのが良いと思います。
(今は、You Tube動画で組み立て方も紹介されたりしているので、初心者の方にも心強い時代ですね(^^)。)

・耐水性 / 通気性などのテントの機能。フライシートは付いてますか?
(特に夏は、フルメッシュ:四面ともメッシュがおすすめ!場所にもよりますが、暑くて夜寝れません^^;)

  以前、6月に沖縄のキャンプ場でテント泊をしたのですが、「夜は風もあるだろうし、寝れるだろう〜。」と思いきや、四面メッシュでしたが、暑すぎて寝れませんでした^^;。改めて、屋久島と沖縄の気温の違いを思い知らされました。

他にもテントを選ぶ上で考えたい選択肢はありますが、この3つが最低限考えなくては駄目な注意点ですかね〜。

里キャン シュラフ

里のキャンプ場で使うなら、軽さにこだわらなくてもいいので、化繊タイプの封筒型をご紹介します。(もちろん、好みの問題なので里でダウンのシュラフを使うのも、もちろんOKです(^^)。)

そして、防災の備えという面から見ても、家族分持っていても良いかもしれませんね。
いつ何が起こるかわからないので^^;。

スノーピーク セパレートシュラフ オフトンワイド

3シーズンならおすすめしたいのが、このシュラフ。
幅も広く、掛けと敷きで分けれるので暑い時には足だけ出せます。
2個あれば、繋いで大きなオフトンシュラフにもできるので、家族で使うのも良いですね。
このオフトンシリーズも温度帯で色々種類があるので、選べるのも嬉しい所です。
そして、頭の部分にポケットが付いているので、タオルや洋服を入れて、簡易枕にも出来る仕様。

シュラフとしては、少し嵩張りますが寝心地はとても良い部類だと思います(^^)。
屋久島の友人で、お布団を使わず日常的にこのオフトンシュラフで寝ている方もいます(笑)。
普通の布団と比べて干したり、片付けたりが便利なのだとか。(下にキャンプマットを敷いているそうです。)

コールマン コージーⅡ/C5

大人もゆったり寝れる幅84cm、寝返りももちろんできます。
そして洗濯機で丸洗いが可能。ダウンタイプのシュラフはここまで気楽に洗濯が出来ませんから、洗えるっていうのはそれだけでメリットありますよね(^^)。
3シーズン対応シュラフで、更に、何と言ってもコスパも良いんですよ。
こちらも2つ並べて連結できるので広く使えます。

Hilander 2in1 洗える3シーズンシュラフ

シュラフを2枚重ねで使う、コスパ抜群の3シーズン用Hilanderのシュラフです。
丸洗いもでき、温度帯で一枚だけで使うことも出来るので、幅広いシチュエーションに対応できます。
そして、2枚シュラフをジッパーで繋げたり、コンパクトに圧縮出来るのも嬉しい所。
年に数回しか使わないなら、割り切ってこういったタイプもおすすめですね!

里キャンマット

実は、家族でキャンプに行く時、今まではODシート(ブルーシート)やゴザを持って行ってたのですが、これを買ってからは、広さ、暖かさ、申し分無しでどこにでも持って行っています。
汚れても洗えるので本当に便利です(^^)。テントの中に入れ込める大きさのものを買ってテント内で使うことも出来ますから、用途に合わせて色々使えます。

里でキャンプ おすすめ道具

私自身の里キャンでのおすすめ道具も少しご紹介します(^o^)/。
(これが無いと駄目ということではないのですが、あると便利だったり、快適だったりするもの達ですね。)

イワタニ カセットコンロ 風まる3

今まで、普通のカセットコンロやPRIMUSのバーナーで料理をしていたのですが、どちらも付属では無い風防をその時の風向きでセットしていました。しかし、これを手に入れてからはあまり風に影響を受けず火力を持ったまま料理することができるようになりました!
後、地味に嬉しいのが15kg耐荷重!とても安定感があります。お手入れもササッと拭いて直せるので重宝しています。別売りで、焼肉やたこ焼き等のプレートもありますので、外でたこ焼きを食べたい時などは、良いかもですね(*´ω`*)。

キャンプ コット(ベッド&チェア)

去年購入したコット(キャンプ等で使用する簡易ベッドの総称。)!
ベッドにもなるしベンチにもなるし、荷物置きとしても使えてとても便利なアイテムです。
自身もどのコットを買うか、かなり迷いましたが、いつ使うのかの優先順位と使う頻度を考えて行くとこれに行き着きました(^^)。
決めては、リクライニング付き3WAYとメッシュ仕様でしたね!
これでゴロゴロしながら、本を読んだりパソコンしたりする事に憧れがあったんです(笑)。

マルチグリドル

マルチグリドルって聞き慣れない言葉ですよね。これは、ちょっとかっこよくて買ってしまいました^^;。が、後悔はしていません!
友人とキャンプに行った時に、これで調理し、木の鍋敷に乗せ、さっと提供して下さった流れがあまりにもかっこよくて、嫁さんと相談して購入しました。
ホームパーティの時にも大活躍で、なんというか、写真映えします(笑)。

屋久島のキャンプ道具レンタル屋さん

年に何度も使わないなら、買わずにレンタルもいいですよね!
買うと収納場所やメンテナンスも必要になってくるので、買うか、レンタルするかは、ご自身の住まいの収納場所、年に何回くらい使うのかを良く考えると良いと思います( ^ω^)。

こちらのブログで屋久島のレンタルショップをご紹介していますので、良かったらどうぞ〜(^^)。

まとめ

今回は、「キャンプする時に、使う道具を買ったほうが良いのか、レンタルした方が良いのか。」私個人の持ってる道具、ガイドやキャンプ仲間のおすすめをご紹介させて頂きました。

私も良く嫁さんに、「それ、本当に必要なもの?」って聞かれます^^;。
でも便利でいい道具は欲しくなりますし、日々、厳選しながらキャンプ道具を少しずつ揃えていっています。一気に色々買ってしまうとお金と収納場所、メンテナンスの手間が増えますので、無理のない程度で楽しむのが一番なんじゃないかな、と思っています。

年々、いい道具は世に出されているので、キャンプも20年前、10年前と比べて敷居が低くなって来たように感じます。この調子でキャンプ人口が増えて行くと嬉しいですね(*´ω`*)。


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