今回は、屋久島でできれば遭遇したくない虫たちをご紹介します(/ω\)
虫の苦手な方は、気をつけてくださいねー!!
屋久島移住を考えている方も、住むにあたっては、がんばってこれらの虫に慣れていく必要や対応策を知っておくのをおすすめします。(集落によって、遭遇率が異なります。)
そして、屋久島旅行を計画中の方へ、雨の日に出来ることや、人気のガイドツアーについて、こちらのブログにまとめてますので興味のある方はぜひどうぞ〜♪
それでは、どうぞご覧ください((+_+))
ヤマビル
ジメジメしている時期、ジメジメしている場所に多く存在します。
人家の周辺はわりと少なく、人の吐く二酸化炭素に反応して、近づいてきます。
動き方はまるで尺取虫のよう。
血をがぶがぶ飲むためにヒルの唾液腺(だえきせん)から分泌されるヒルジンは、血液の凝固を阻止する働きをもつため、噛まれてしまうと少しの間、血が止まらなくなります。
痛みはないので、気づかない間にあなたの身体に張りついて血を吸っているかも(゚Д゚;)
たまにあるのが、入浴の際に脱衣所でヒルが張りついているのにはじめて気がついて、ゾッとすることです(苦笑)。そういう時は、服は血まみれです(汗)。
登山ルートも、人があまり歩かない場所や森が鬱蒼としている場所にはたくさんいますので、ご注意を。
追記(2024/5/22)やられました!
西部林道から家に帰り、片付けをしていると、子供たちが「なんか、変なのが動いてる〜!!」と私を呼びに来ました。よく見ると、たっぷりと血を吸った後のヒル君が歩いていました。
確認すると、ふくらはぎから血がダラダラ。
皆様もお気をつけ下さい(^_^;)。
ちなみに夏になると川の周辺で飛び回るアブ(虻)。
アブも二酸化炭素に反応して近づいてきて、血液(栄養)を吸いにきますよ。
アブは刺された時痛いので、なかなか不快指数も高いのではないでしょうか~( ゚Д゚)
そんなヒル対策に欠かせない忌避剤!こういう物を知っておくだけでも安心に繋がります!
・ヒル下がりのジョニー・ヤマビル忌避剤 ヤマビルファイター
ヒル忌避剤は、靴周辺の足元にふって下さい。ヒルは下からしか上がってきません。
理由は下で紹介している本にあります。
木から落ちてきて、ヒルとよく間違われるのは、蛾の幼虫なのだそうです。
(どっちも気持ち悪いですけど^^;)
・虫除けスプレー サラテクトミスト
なんと裏の説明を読むとヤマヒルも含まれている優れもの。梅雨前から我が家の必需品です。
※ガス缶タイプも出ているのですが、飛行機に乗ったり荷物を送る時はミストタイプをおすすめします。
・それでも蚊やアブに刺されたら。
ムヒアルファEX 我が家はこれです。
ちなみに僕の嫁さんは、「ヒルに噛まれないためにも、まずは敵を知ること。」と言ってこれを読んでいました。勉強になったそうです^^。
流し虫(イエシロアリ)
梅雨の時期、特にジメジメした夜19時45分~21時15分くらいにかけて明かりに向かって飛んできます、、Σ(゚Д゚)
それもおびただしい数の「流し虫」が!?
まさに雪のように舞っています(苦笑)
その光景がこちら!!
↓ ↓ ↓
建物内に侵入し、そこで羽根を落とし交尾をはじめます(;'∀')
なんとも異様です(;^ω^)
流し虫が飛来してくる場所では、その時間帯は明かりを完全に消してしまうのがよいでしょう。
わずかな隙間からでも侵入してきますので、、、。
この時間帯に外出する方は、口に入らないように気をつけましょう( ;∀;)
また油断していると、21時過ぎて安心した後に、羽を落とした流し虫が貴方のそばにやってくるかも、、、。
・外に罠用ライトを設置。(下に水を張った桶やたらいがあればなおよし。)
・車のライトを家と反対方向に照らす。
※ご近所の家に光を当ててしまうと怒られてしまうので方向に気をつけて下さい!
ヤスデ(ヤンバルトサカヤスデ)
出典:http://yakushimapain.seesaa.net/article/51934585.html
島内にかなり蔓延しています。コンクリートを食べるので、家の外回りの外壁や階段、壁の隙間、割れ目に隠れています。
人や農作物に被害は全くありませんが、たまに家屋に入ってきたり大量に繁殖したりするため、とにかく不快です!
根気よく退治しましょう。
・草の下に隠れることも多いので、草刈り、草払いを定期的に行う。
・島内のホームセンターで売ってる、銀のテープ(我が家は緑のヨウジョウテープで対応)を家の外壁下に貼る。一周分。
※つるつる滑って上ってこれません。
・地道に虫ころりアースで数を減らす。(2、3年目から効果が目に見えるかも!?)
ムカデ(トビズムカデ)
見た目のキモさもありますが、何と言っても噛まれると凄く痛いですよね~((+_+))
お風呂場や、寝室に出た時のショックは中々のものです。。
アナフィラキシーショックの原因になることもあるので、今回の虫の中でもかなり気をつけた方が良い部類に入ります。
・家の中に出たら、すぐに撃退!(・虫ころりアース ・ムカデ駆除スプレー 即効性)
・ムカデに刺されたら!
すぐに棘を抜き、42℃以上のお湯をかけ続ける、浸ける → ムヒアルファEXを患部に塗る
(ムカデの毒は42℃以上の熱に弱いので熱いですけど、びっくりするくらい楽になります(個人差があります)。ただ、小さいお子さんの場合は棘を抜いた後、ムヒアルファEXを塗ってすぐに病院に連れて行って下さいね。)
※薬の性質上、体に合わないものもあるかと思います。他にも違う種類の薬がドラックストアや薬局にあるので、ご自身に合った物を選んでご使用下さい。
ゴキブリ(ワモンゴキブリ)
まっ、見た目からキモいですよね(笑)
屋久島には、サツマゴキブリ(アマメ)という動きの遅いゴキブリもおります。
家と外の境目でいつもじっとしていますよ。
スズメバチ
屋久島の中で、危険度マックスな虫、、それは、スズメバチでしょう。
登山道の森や林の中、麓の街の中でも、色々な所に巣を作ります。
(我が家も去年、家の横の生け垣の中に完成されたスズメバチの巣を発見し、とっても怖かったです!!)
スズメバチと遭遇したら、ゆっくり離れましょう。姿勢を低くするとなお良しだそうです。
ですが、家の敷地内に万が一作りかけの巣、もしくわ完成された巣をみつけた場合。
無茶な撤去をしてはいけません。落ち着いて蜂の巣ジェットを買いに行ったり、駆除業者にお願いしたりしましょう。
刺されたら、針を抜いてすぐに病院へ!
アナフィラキシーショックを起こす可能性があるので自身の判断は危険です。
・作りかけの小〜中くらいの巣ならスズメバチ バズーカ ジェット
・中〜完成された巣でもスズメバチ バズーカ ジェット
なぜかと言うと、屋久島には蜂の巣駆除業者がありません(;_;)。自力でなんとかするしかないのです。
本島にお住まいで蜂の巣駆除業者の方に頼める場合は、危ないのでそちらを頼ることをおすすめします。
・ジェットを使う時、巣に近づく時は、完全防備で臨んで下さい!
※我が家の場合、ヘルメット、レインウェア2枚重ね、長靴、軍手、首にはタオルです。
それでは、また屋久島の面白い情報があれば発信してみたいと思います!!