屋久島は「水の島」とも言われるほど、沢がとっても綺麗で水量も豊富です。
そんな屋久島に来て水遊びをしないのはもったいない!ってことで、
大人も子供もその綺麗な水で遊ぶにはうってつけなのが沢登り(沢遊び)ツアーです!(^^)!
今回は屋久島在住の沢登りガイド 島あそび(他のツアーも行ってます(^^♪)が、子供と一緒に笑顔になる沢登りツアーの魅力をお教えします!
目次
沢登りとは、、、?
そもそも沢登りとは、沢沿いを歩いて山頂を目指す登山方法のことをいいます。
※「島あそびツアー」では初心者向け体験なので山頂は目指しません。
そして、沢登りは日本で始まった登山ルートの取り方の一つだと言われています。
山々の地形が複雑で木々や川が多い島国だからでしょうか、登山道の整備されていなかった時代は木や藪の少ない沢沿いを登って山頂を目指していた方がいたようです。
※現在、国内の沢登りでは北海道・黒部・大峰・奥多摩などが有名です。
個人的には、台湾やハワイのカウアイ島、レユニオン島などでいつか沢登りやってみたいですね~♬
沢登り用語
正直聞きなれない用語や言葉の違いがよくわからないって方も多いと思いますので、簡単にご説明致します。
沢遊び
渓流や滝等のある所で泳いだり、滝壺に飛び込んだり、魚を捕まえたり、探検したりして遊ぶ事。
キャニオニング
沢を上流から下るスポーツ。(沢下り)
キャニオンとは渓谷のことで、滝を滑ったり、滝壷に飛びこんだりなどして遊びます。
国内では、群馬県のみなかみが有名ですね。
シャワークライミング
沢に浸かりながら、岩や滝を登ったりして沢の上流へ進みます。
危険な箇所ではザイル(命綱)などを使用して登攀したりします。
リバートレッキング/遡行(そこう)
川の流れに逆らって登っていくこと。
または沢沿いを歩くこと。
※最近ではこれら「沢遊び」「キャニオニング」「シャワークライミング」「リバートレッキング」の言葉そのものがミックスされてきています。
当社の沢登りガイドツアーもこれらの複合的な遊びとなっています(*´з`)
ゴルジュ
狭く切り立った岩壁に挟まれた谷
日本では「ノド」や「廊下」と呼ばれています。
こういった場所では増水時に逃げ道がないので要注意です。
また、落石にも気をつける必要があります。
もちろん、事前にルート地図やいつも以上に天気・天候などをしっかりと確認しておく必要があります。
まっ、こんなところをツアーで行くことはありませんが、、、💦
チョックストーン
溝に挟まった岩や石
まるで隕石が落ちてきたような景色ですね~Σ(゚Д゚)
滑床・滑滝
一枚岩の上を緩やかな川が流れているところです。
これが写真だとなかなか伝わりませんが、かなりの絶景なんですよ♪
ポットホール(甌穴)
河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴のことです。
たまに海の中でもこのポットホールを見ることがあります。
源頭(げんとう)
川や泉の源になるはじめの場所。
沢登りでは最後の詰め上げる場所(尾根や山頂の手前)で、沢の水量が減ってくるため、沢が枯れだしてくることが多いです。
屋久島の沢登りの魅力って何?
屋久島の沢は基本的に人の手がほとんど入っていないので、自然がありのままの状態で残っています。
また場所によっては地形やルートの取り方もさまざまなので、冒険的要素が満載なのが魅力の一つですね。
綺麗な水を全身で浴びたり、ポットホールの中でお風呂ごっこしたり、目の前で豪快な滝を見たり、滝壺などの天然のプールで泳いだりと、つねに変化のある景観(渓相)で遊べます🎵
初心者・子供連れでも大丈夫?
初心者・お子様向けの沢を選びますので、ご安心ください。
それでも充分に満足できるくらいに屋久島の沢は素晴らしいです。
お父さん、お母さん、お子さんも皆で一緒に、「楽しい・気持ちいい!」を
体感しましょう!
因みに屋久島は、本流だけで140本以上も沢が存在するといわれています。
そして、島の方角によって天気・天候・雨量が違ったりすることもあります(^^♪
例えば、「北部は大雨だけど、南部は晴れている!?」ってことが実は良くあるんですよ~。
他にも、現在地の麓は晴れているけど山の上だけ雨が降っていて沢が増水してくるってこともあります。
ですので、沢で遊ぶ場合にはガイドツアーに参加することをオススメします。
夏は暑い!けど沢に飛び込めば!!
一気にクールダウンできます。
前日の登山で身体がバキバキになっている方でも、沢でプカプカ浮けば疲れもふっ飛ぶこと間違いないですよー!!
ちなみに、屋久島の仲間で夏は家のお風呂ではなく沢に飛び込んで済ます人もいます(笑)
沢登り・沢遊びの装備はレンタル無料!!
「屋久島ガイド島あそび」ツアーでは、装備のレンタルがなんと無料です!
ライフジャケット、ヘルメット、軍手、膝当て、沢靴、尻当て、ウエットスーツ
※本来の沢登りではウエットスーツを着ることはあまりないのですが、島あそびツアーは沢遊びをメインで行っているため、寒さ対策・安全対策のため着用していただいています。
さぁ、全身を使って思いっきり水と戯れちゃいましょ~!!
まとめ
さて、今回は子供と一緒に笑顔になれる屋久島の沢登りツアーの魅力をご紹介してみましたがいかがでしたか?
「屋久島に来られた方に水遊びの魅力をもっと知ってもらいたい!」という私の心の叫びは届きましたでしょうか(笑)?
「楽しい・気持ちいい!」をぜひ一緒に体感してみましょう!!
そして、アクティビティに参加したり、観光、ドライブを楽しむなら、屋久島ではレンタカーがおすすめです!もともと離島で台数があまり多くはないので屋久島旅行を検討中の方は、早めの予約をしておいたほう安心ですよ〜(*^^*)。